終の棲家…。重要なテーマである。退職の件が決まる前から考え続けているテーマ。今の賃貸マンションは本社への転勤が決まった際に、急遽探して決めた物件。在職中は住宅手当もあるけれど、退職すれば、それも無くなる。色々な場所、色々なタイプの住居、色々な街、色々な環境、繰り返しシミュレーションしてきた。
東京での送別会の前に、事務所の女性社員からこんな話が…。「うちの夫の家のマンション、最近になって売りに出したんですよ。そこ、どうですか？私も実はそこに住みたかったんですが、諸事情で…」
興味があったのでマンションの場所を聞いて、外から眺めてみた。その後、周辺の街も散策。マンションの中を見てはいないが、周辺の環境はかなり良さそうな感じ。駅に通路がつながった、タワーマンションである。日を改めて中を見学させてもらうようにお願いして、その日は別の場所に向かった。
次に向かったのは全く別の県。魚を食べたくて向かった街。たまたま駅前を歩くと、以前から気になっていた新築マンションの展示場を発見。飛び込みで入ると、１時間後には案内ができるとのこと。軽くランチを食べて時間調整した後に改めて訪問。上層階だとかろうじて海が見える立地のマンション。周辺もにぎやかな街中で楽しそうなエリア。
こんな感じで、目につくと物件を見学してみる。退職を決める前はこんなことも楽しかった。
いまは…仕事が決まらないと住む街も決められないかな…。住居が先か、仕事が先か…なかなか難しい問題である。この問題への回答、いつかはっきりする時が来るのであろうか？
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