前回に続いて、乾燥剤の使い方や注意点についてお話しします。1と同様に、基本は乾燥剤の乾燥能力には、限界があるというところが注意点です。
2.常に湿気が入ってくる場所では注意が必要
乾燥剤の用途として、湿気のある場所に置いておく。
もちろん目的は湿気の除去なので正しいのですが…
もしかしたら、×な使い方になっているかもしれません。
乾燥剤を、常に湿気が入ってくる場所に置いた場合、
環境によっては、たった1日も効果が続かない…などということもあり得ます。
例えば、浴室や土間など常に湿気が入って来て、じめじめするような環境。
そんな環境では、短い時間で乾燥剤の乾燥能力が失われてしまいます。
気づかずに、そのまま使用し続けると、結局カビやさび、悪臭などが発生なんてことも…
では、そのような環境で乾燥剤は無力なのか?
そうではありません。
こまめな換気と乾燥剤を組み合わせることで、より快適な住環境を得られる可能性があります。
湿気が常に入り込む環境の場合、換気をしても、その場所を再び閉め切ると、湿気が充満してしまいます。
そこで乾燥剤です。
乾燥剤を設置することで、閉め切った場所の湿気上昇を抑えることが期待できます。
普段はこまめに換気を行い、閉め切ったときには乾燥剤のサポート。
乾燥剤を使ったらもう安心と、終わりにするのではなく、
一工夫することで、より気持ちのいい住環境を、ぜひ実現ください。
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